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2005年06月17日

先輩寄稿文 S16年卒 豊田 高史先輩

国の力
                           S16年卒 豊田 高史

路上、子供を連れた女の人を見ると、国の力だと思う。今はむくつけき髭面の男となった者でも、幼い頃は母親の尻について廻り、一寸でもはぐれると大騒ぎをして、その姿を求めたものである。小さい頃から、胸に抱いてオッパイを飲ませてやり、ウンチから、オシッコの世話までして、この世でこれぐらい強い絆(キズナ)はない。この点男は外から一寸借りてきた様なものである。
 DNAからその他まで母と子はそっくりである。女は喧嘩はしない。国の力を養うために一心不乱である。この力がなければ人類は滅びるのである。『そんな面倒な事をするために私は生まれて来たのではない。』と言う女性が増えてきたそうである。それでは何のために生まれて来たのか。夫れ夫れの持ち分、夫れ夫れの役割があって、国の力は抜群となる。男は外で戦う為に、女は内で子を育てる為にある。昔兵役の義務があった頃には、軍医は兵科と共に戦場に出た。軍医がついていてくれると、士気が上がると言うのである。その点兵役に於けるランクは主計科より上であった。
 この平和な時代でも、子供を連れた女性は立派な国の力である。その子供達の中から、どんなに優れた人材が出てくるかは誰も知らない。その未知な処が、人々を引き付け、未来を明るくするのである。

投稿者 : 2005年06月17日 21:27

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